フェネックごはんFennec Food.

みなさんはかわいいペットにどんなごはんをあげていますか?
ドックフード?キャットフード?それとも手作りですか?
喜んで食べてくれるおやつも上げたいし栄養バランスも気になるし。
「フェネックごはん」がそんなお悩み解決の一助になればうれしいです。

正規輸入は、とても希少なフェネック

献立

ドライフードはフィーライン、モンキーフード、インセクティボアダイエットで合計25g~30g。それにみんな大好き鶏むね肉を10gほどプラスしました。 ドライフードはそのまま与えるか、40℃ぐらいのお湯でふやかしてから与えます。 丸のみ癖のある子は喉に詰まらせる事もあるので先に砕いてあげましょう。
肉食動物用でたんぱく質多めのフィーライン、昆虫タンパク質のインセクティボアダイエット、 歯の健康も考えられたショ糖を含まないモンキーフード、ドライフードを3種類ブレンドしているわけですが、 これはもともと雑食であるフェネックの嗜好性と栄養バランスを考えての事です。

今日はインセクティボアダイエットを多めにしまています。昆虫を食べる動物用のフードですが、昆虫たんぱく質は非常に良質で、動物性たんぱく質に比べて消化吸収効率がいいので積極的に与えています。昆虫のたんぱく質は、9 種類の必須アミノ酸のうち、イソロイシン、スレ オニン、リジンの 3 種が多く含まれ、成長促進や新陳代謝、 肝機能や免疫力の向上に役立ちます。

鶏むね肉は、低温調理したものを冷凍しておいて使うときに解凍します。
お肉をトッピングすることで、ドライフードが苦手な子や遊び食べをする子もガツガツと食べるようになってくれました。

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病気予防のサプリメント

目の健康、肝臓機能を高めるスピリッタ、
乳酸菌・生酵素を含んだフルーツザイム、
消化吸収がよくアレルギー体質にもやさしいヤギミルク(粉末)
をごはんにトッピングしています。
我が家には白内障(ステージ1)の子がいるのですが、サプリメントを与え始めて1年以上、進行は見られません。

フェネックは水をあまり飲まない子もいるので、そんな子にはヤギミルクを溶かしてあげるとよく飲みますよ。渇水による病気もあるので、水分補給は気を付けてあげたいですね。

病院はこわい!

ペット飼っていて一番怖いのは病気です。人間でも病院に行くとなると緊張したりストレスを感じるものですが、小さな動物のストレスは想像以上です。 少しでも怖い思いをさせたくないのは飼い主さん共通の思いだと思います。 注目しているのは、白内障予防、肝機能向上のためのタウリン・必須アミノ酸、お腹の調子を整える乳酸菌・酵素、です。また、フェネックは水をガブガブ飲む方ではないのでヤギミルクをお湯で溶いて渇水予防をしています。 ピックアップしたこれらのサプリメントは、栄養補助食品として使っていますが、消化吸収がよいものばかりなので、病後やシニアで弱っているとき、ベビーの時も使えます。

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おやつにも、こだわりを

今日のごはんにはおやつをトッピングしました。チョイスしたのは神戸ポークラング。 タンパク質・ミネラルを多く含む豚の肺をじっくりと乾燥させたものです。 サクサクと手でも割れますが、トッピングとして細かくしたかったのでキッチンバサミで切りました。
お肉の匂いが強いので、うちの子はみんな大好き。

今日はごはんと一緒に与えましたが、好き嫌いをする子は美味しいおやつだけ食べて残したりすることもあるので、そんな場合はごはんとは別に間食として与えてください。

フェネックってどんな生き物

これはダメ、絶対だめ!

長ネギ、玉ねぎ等のネギ類
血液中の赤血球を壊す成分が入っているため、血尿や下痢、嘔吐などを起こす可能性があります。加熱しても成分が分解されません。これらの材料が含まれているハンバーグや餃子、味噌汁なども注意が必要です。

ぶどう・レーズン
ぶどうやレーズンを口にすると、中毒症状により急性腎不全を起こしてしまう可能性があります。これがわかったのは比較的最近のことで、ご存じない方も多いと思います。特に皮が危険であるようですが、詳しいことはわかっていません。

キシリトール入りガム
ごく少量のキシリトールでも、嘔吐や吐き気、肝不全を起こすことが分かっています。歯磨きは必ず犬用のものを使うようにしましょう。

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毒ではないけれど...

食べて毒ということはないものの、注意してもらいたい食べ物があります。

生肉
生肉は自然界では食べられていますが、狩りをしてその直後に食べているので雑菌が付かないうちに食べてしまっている、ということだと思います。ですが家庭で用意できるのは冷凍した生食用の生肉でしょう。加工の過程、解凍したとき、雑菌がつく可能性は否定できません。ですからわざわざ生肉をあげなくても良いと思っています。 そのかわりに「グリーントライプ(草食動物の内臓)」というものが商品化されていますのでそれを与えるのもよいと思います。草食動物の内臓には肉食動物に欠かせない栄養素がたっぷり詰まっています。それゆれに、野生の肉食動物は草食動物の内臓を好んで食べるのです。肉だけでは摂取できない大事な栄養素が詰まっています。このようなことを気にして生肉を与えている飼い主さんもいらっしゃいますが、それによってお腹を壊して病院に、という方も多く見かけました。

鶏肉や魚の骨
喉に刺さったり内臓を傷つける恐れもあります。
人間のように指先で器用に取り外したりできないので、丸ごと食べちゃいますからね。

海苔、香辛料
海苔は消化しにくい食品ですし、香辛料などの刺激物もよくないです。

なまたまご
生の卵白を与え続けると、ビオチン(ビタミンBの一種)が不足し、皮膚炎や成長不良を引き起こすことがわかっています。
加熱した卵や、卵黄であれば特に問題はありません。